家庭訪問の部屋はどこがいい？お部屋ごとの良し悪しとは

家庭訪問で先生が来ることになりました、さてどの部屋に案内すると良いでしょうか。一般的なおすすめの部屋とそうでない部屋、いろいろありますので、実際家庭訪問をした経験された経験をもとにご紹介します！

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家庭訪問の部屋はどこがいい？お部屋ごとの良し悪しとは

【リビング】

リビングでは、出入り口から遠い方が上座になります。そういったことを意識する先生は昔と違って少ないかもしれませんが、可能であれば上座を案内しましょう。ソファーであれば、長椅子が最も上座になります。その次に背もたれのある椅子、そうでない椅子と続きます。ソファーがなければ座布団があると良いです。

リビングはお子さんの年齢にも寄りますが、生活感が出てきますので、整理整頓をしておくと良いですよ。

リビングだと下のお子さんが小さい場合は、そこで遊ばせながら話をすることができるので、保護者からしたら楽だと思いませんか。

ただ、散らかったままになっていると、足元見ながら歩くのが先生は大変なので、きれいにしておくほうが安心だし印象が良いですよ。

一度、リビングに敷いたラグの上に直接座るよう案内されたことがありますが、そのラグが薄い色でほこりやゴミが目立っていて、少し居心地が悪かった経験がありました。やはり、そういう場合はせめてクッションか座布団を用意しておく必要がありますね。

リビングを家庭訪問の際の部屋にと思う場合は、いつもより少し掃除を心掛けてくださいね。

【ダイニング】

こちらも、出入り口から遠い方が上座になります。しかし、ダイニングの場合は座る場所によって台所が見えてしまうのが気になるところ。その場合は、無理に上座を案内せず、「下座になってしまいますが、こちらでお願いします。」と案内すると、何も言わずに案内するより好感が持てます。

ちなみに私は、先生が希望を言わない限りはダイニングに案内しています。というのは、テーブルと椅子があるからなのです。先生が何か見せる場合でもテーブルがあると床置きにするより便利だし、椅子がある方が座るのも楽ですよー。

座布団もいいですが、少し話が長くなると、足がしびれてきますよね。その点、椅子だとその心配がありません。先生も、もちろん自分も。

【和室】

床の間があればそちらに案内する方が正式です。ない場合は、入って奥の方に案内します。座布団には向きがあって、縫い目がない方を相手に向くように置きます。座布団がない場合は、クッションでも構いませんよ。ないより良いですから。

和室では何か敷かないと少し違和感があります。だから、何か敷くものがなかったら、あえて和室を選ばないほうがいいですよ！

和室の場合は、よほどの理由がない限り、上座に案内したほうが良い印象を与えるでしょう。どうしてもの時は、ひとことことわりをいれましょう。

【子供部屋】

子供部屋を利用する時は、子供に先生に入ってもらっても大丈夫かを事前に聞いてからのほうが良さそうです。子供部屋は子供にとっては、いわばプライベートな空間。自分だけの人に触らせたくないものや見せたくないものを置いていることも多いですよね。そのため、子供に黙って先生を招き入れると、「先生勝手に入れたでしょう！」「見てほしくないものがあったのに！」などと子供の怒りを買いかねませんから。

逆に、先生にこれ見てほしい、などと先生大好きなお子さんの場合には、子供部屋を利用するのも良いかもしれませんね。

子供部屋の様子や飾ってあるものなどを見て、「あ、こういうものが好きだったんだな」など意外な発見があって、先生からしたらプラスな面もあります。

とりあえず、この子供部屋を選ぶなら、前もって子供に使ってもいいか聞いてから、がおすすめです。

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【部屋ではありませんが、玄関】

最近、多いなーと思うのが、玄関先での家庭訪問。私の子供の幼稚園の場合は、お知らせに事前に「玄関先で遠慮させていただきます。」とのことわりが書いてあるくらいです。さらには、ひと家庭１０分まで、と時間の指定までありました。

実は玄関での場合もマナーがあります。日本では左側が上位・高位の人で右側が下位・目下の人が座るとされているので、自分の左側に座ってもらうようにします。この時も座布団があるとより良いですよ。

ただ、マンションなどで玄関先が狭いなど座るスペースがない場合は、このマナーは無視してよいかと思います。

うちも玄関が狭いのと玄関先でという決まりがあったので、玄関先での立ち話で終わりました。１０分以内と短かったので、さっと帰るぶんにはその方が良かったかなと思っています。くわえて、うちの玄関には入ってすぐ段差がないので、砂ぼこりなどが直接あがってしまう構造になっています。そういうところに先生に限らず、来客を座らせるのに抵抗がありました。自分に置き換えても抵抗があるので。

玄関が狭いうえに砂ぼこりが直接あがる場合は、指定されない限りはおすすめしません。

以上、家庭訪問でのおすすめの部屋と、その部屋ごとの良し悪しをまとめました。一番良いのは、自分がもし来客で案内されるならどこがいいかを考えてみること。上座や下座についてもご紹介しましたが、自分が気にするほど昔みたいに先生は気にしてない、ことのほうが多いと思います（年配の先生は別として）。もし、上座に案内できない場合でも、「こちらは下座になりますが、申しわけありません。」と一言添えておくと悪い印象を与えることはないので安心してくださいね。

また、小さいお子さんがいる場合など理由がある場合は、自分の都合の良い場所を指定して大丈夫です。念のため、「まだ子供が小さくてすみません、こちらで。」とことわりと入れておくと良し！もちろん、そういうことは言わなくても見ればわかることなので、普通の先生は大丈夫です。

最近では、私の子供の幼稚園のように、場所や時間を指定してくるところもあるので、事前に配布物などは確認しておくようにしましょう。

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