クリスマスが12月25日なのはなぜ!?その理由には様々な背景が!?

 

 

クリスマスってどうして12月25日なんだろう・・・。なぜ!?

 

なぜって、その理由はキリストの誕生日だからですよね？と、思っている方は非常に多いのではないでしょうか。

 

こんにちは、Maikoです。

 

ハロウィンが終わると、街は一気にクリスマスムードに様変わりしますね！

 

あぁ、もうクリスマスかぁ・・・年末かぁ・・・と、少し早めに一年の終わりを感じたりします。

 

クリスマスはツリーの飾りつけをしたり、ケーキを買ったり、プレゼントを用意したり。

 

ママはちょっと忙しくなるけど、それでもやっぱり楽しいですよね～。

 

しかし！冒頭でも言ったように、クリスマスが12月25日なのはなぜか！その理由を考えたことはありますか？

 

子供の頃から当たり前のようにあるイベントなので、あまり深く考えたことがない！という方もいるでしょう。

 

わたしもそうです。

 

そこで今回は、クリスマスのイベントがなぜ12月25日になったのかを探ってみました！

 

すると、想像以上にいろんな背景が見えてきました。

クリスマスが12月25日なのはなぜか！その理由には深い歴史があった！

クリスマスが12月25日なのはなぜかって、理由はかんたん！

 

クリスマスはキリストの誕生を祝うための行事だから！！

 

そうですよね。多分、ほとんどの国がその認識でいるだろうし、それが正解です。

 

ただ、そこにはキリスト教に関わる深い歴史がありました。

 

クリスマスの語源とは

クリスマスの語源は、「Christ　Mass」（キリスト　ミサ）。

 

これを詰めて書くと、「Christmas」。クリスマスの英単語になります。

 

おぉ～！すごい！

 

ミサというのは、教会で行う礼拝のことです。

 

カトリックの教会だと、ミサは礼拝で神父さんが信者にパンを与えることを言います。が、一般的には、礼拝という意味で使われることが多い印象です。

 

キリストの誕生日、実は12月25日じゃなかった!?

 

実は、昔々のキリスト教では、キリストの誕生日はほとんど重要視されていませんでした。

 

キリスト教で重要とされているのは、キリストが復活した日を祝う復活祭です。

 

そして驚いたのが、キリストの誕生日は12月25日ではない！ということです。

 

キリストの誕生日についてはいろいろな説があって、本当の誕生日がいつなのか、定かではありません。

 

実際、聖書にもキリストの誕生日については書かれていません。そのため昔は、クリスマスの行事自体がありませんでした。

 

そして、もうひとつ重要な日とされていたのが、1月6日。

 

キリストが洗礼を受けて人間から神になった日です。キリスト教では、この日をキリストの誕生祭として祝っていました。

 

もう全然12月25日関係ない（笑）

 

キリストの誕生日が12月25日になった背景とは!?

12月25日がキリストの誕生日と定められたのは4世紀半ばのことと言われています。

 

キリストの誕生日が12月25日になったのはローマの信仰と関りがある!?

当時のローマでは太陽神を崇拝するミトラス教が大人気でした。キリスト教はまだまだ少数。

 

そして、太陽神を祝う日が12月25日。この日は、日本で言う冬至の日で、一年でいちばん日が短い日です。

 

明日からはどんどん日がのびていく太陽の復活の時です。新たな太陽の誕生をお祝いしていたんですね。

 

このミトラス教の信者であるローマのコンスタンティヌス大帝は、のちにキリスト教に改教します。

 

すると、

 

「闇の中から輝く光として現れた」とイメージされているキリストを、「太陽を造ったお方」として、12月25日にお祝いするようになりました。

 

キリスト教で起きた問題もキリスト誕生日の決め手となっている!?

 

一方キリスト教ではちょっとした問題が起こります。

 

1月6日の誕生祭、これはキリストが洗礼を受けて神になった日のお祝いでしたよね。

 

キリストが人として生まれて、洗礼を受けて神、救世主になったということです。

 

しかし、もうひとつの意見を唱える人たちもいました。キリストは生まれながらの救世主であるという考えです。

 

このふたつの意見はやがて、宗教会議で統一されました。

 

結果は、キリストは生まれながらの救世主である。それ以外を唱える者は異端である。と決定されたんです。

 

そのため、1月6日は洗礼の祝いをする日とし、誕生日は12月25日と定められました。

 

なんだか、色んな人の都合であれこれして、最終的には12月25日に落ち着いたんだなって印象です。

 

キリストの誕生日は、これ以外にも3月28日説、4月2日説など色々あります。なので、本当に、本当のところは不明なんでしょうね。

 

まとめ

クリスマスが12月25日である理由は、キリストの誕生日だからです。Christ　Mass　ですね。

 

しかし、キリストの誕生日が12月25日になった背景には、いろいろな出来事がありました。

 

なんだか歴史の勉強のようでしたね！

 

日本のクリスマスは、宗教的要素よりも商業的要素の方が強いのであまり知ることのない歴史かもしれません。

 

そもそも、クリスマスをキリストの誕生日だからお祝いを～と考えることもあまりないですしね。

 

でも、こうして知っておくのも悪くはないです。

 

家族でツリーの飾りつけをしながらとか、ママ友との間でちょっとした話題にしてみはいかがでしょうか。

 

なにより、歴史って本当に面白い！と感じたわたしでした（笑）